デジタルマーケティングとクリエイティブのはざまにもまれろっ!

デジタルマーケティングとクリエイティブのはざまにもまれろっ!と題して、気になるデジタルマーケティングや広告プロモーションと勝手にまとめてみようかと。たまに私用ブログにもなるかも デジタルよりの広告代理店に勤務中

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もう2月か!バレンタインデイにちなんだ企業キャンペーン 5選!!

はやいもので、もうすぐ2月ですね!というわけでバレンタインデイにちなんだ企業キャンペーン5つを選んでみました。

1.愛にあふれる仕草を、あの人におくろう。
ゴディバ

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http://www.godiva-wink-smile.com/

リアル店舗での展開ですが、
大切な人への愛を感謝を、世界でひとつのメッセージに変えて、
おくれるというキャンペーン
最新の顔認識テクノロジーによって、自然な仕草のビュアルメッセ―ジが
贈れるとのこと。
んーーー、キネクトをうまく使ってやるのかな?気になりますね。
ぜひ、イベント会場に行ってみてください!

2.恋する気持ち、カイホウ 
株式会社パル

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http://parco.jp/page2/gift/

毎回、面白いキャンペーンで世の中をあっとさせている
パルコさんのバレンタインキャンペーン

特設サイトでは、
現役OLであり、業界内外で注目のエレクトロヒップホップユニット
Charisma.com (カリスマ・ドット・コム)
を起用したり、診断コンテンツがあったりと
”女子”にターゲットをあわせたコンテンツが展開!
ドキドキギフトインタビューのラインナップが結構豪華です!!!

 

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Youtuberを使えば、話題になる?そう簡単にはいかないことがレオパレス21の案件で確信に。

 

http://www.flickr.com/photos/14497261@N00/2478049891

photo by ishane

約10日ぶりの更新です。(せめて週一くらいで更新したい今日この頃)

そんなわけで、

 

みなさんはどう思う?ヒカキンのCM出演にみる2014年動画マーケティングについてまとめてみた。 - デジタルマーケティングとクリエイティブのはざまにもまれろっ!

 

という記事を以前書いたが、その中で、

企業のYouTuberを起用した動画制作と露出が増える

と予測してみたが、さっそくレオパレス21さんがYouTuberを起用した

動画を制作し、YouTubeの公式チャンネルにアップしているようだ。

 

動画はコチラ


とりあえず彼女を呼んでみた - レオパレス21 × Ari Keita - YouTube

 

今回動画を制作したクリエイターは、ニュースやトレンド解説動画で約6万人の視聴者を持つari keita(アリ ケイタ)氏と、OC所属で、アーティスト風などのメイクで多くのファンを持つgreenchan(グリーンチャン)氏の2名とのこと。

  アリケイタ氏は男性目線から、グリーンチャン氏は女性目線から、レオパレス21の賃貸物件の魅力である充実の設備やサービスを紹介しているようだ。

さすが、クリークさんアノテ―ションの活用も手慣れたものです!!

10代~20代の若い層に訴求とのことだが、Youtubeアナリティクスの数値も

気になりますねー。

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docomo(ドコモ)っぽくない?海外旅行の好きスぺコンが走ってます!!!!!!

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ちょっと気になるサイトを発見したので、ブックマークをかねて、ブログにしておきます。

ドコモの「海外1dayパケット」サービスの話題化?目的で制作された

スペシャルコンテンツがちょっと下世話な感じがしてドコモっぽくなくていい感じをだしています。

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エスケープジャーニー
-海外”迷”避行!?-
http://docomo-kaigai.com/escape/
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WEBコンテンツの中身については、
Googleマップストリートビューを使ったゲーム性の高い

スペシャルコンテンツになっていて
国とエリアを、ストリートビューを操作しつつSNSや翻訳アプリを活用して
回答、正解者の中から抽選でその国への海外旅行ゲット!

という流れをとっているようです。

 

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みなさんはどう思う?ヒカキンのCM出演にみる2014年動画マーケティングについてまとめてみた。

2014年、WEB動画マーケティング業界で起りそうなことを少しばかりだが

まとめてみた。

なお、既に起っている現象も含め独断で書いています。

 

1■YouTuberを起用した動画制作と露出が増える

ヒカキンのCMデビューは、放送と通信の融合の具体化かもしれない

の記事にも記載されているように、YouTuber(ユーチューバ―)といわれるクリエイターの放送業界への進出が増えるかかも?

アンファーのヒカキンデビューは印象に残ったし、今後もヒカキンにかわる

人気YouTuberが出現すればその可能性は大いにあるのではないかと思う。

(これは代理店の提案次第でもあるが)

 


アンファー 9代目スカルプD「投稿動画」宮迫博之 蛍原徹 HIKAKIN - YouTube 

あくまで今回の施策は再生回数というより、PR要素を加味してプランニングされたのかなーと推測してみる。 

 

さらに、少し振り返ってみると、去年ネスレさんでも

ふわラテ”という商品でYouTuberを使ったプロモーションを行っていて

ユーザー投票により優秀作品に選ばれた佐々木あさひさんの作品が

本人出演のもとCMに起用されるという事例もある。 


[English Subs] Soft and Sweet Makeup1分で分かる ...

上の映像はネスレの例だが

映像を見てわかるとおり、佐々木あさひさんの世界観は壊さずに映像は構成されている。(メイクを中心とした動画の中に、商品がインフォマ的に入っている感じ)

ちなみに、再生回数は606,546となっている。

 佐々木あさひさんの場合、メイクに特化した動画でチャンネル自体構成されているので今回の動画についても軸はぶれずに、商品を入れ込んだ作品になっている。

このような個性を生かした作品がYouTuber作品ならではなのかな考えられる。

まとめると

アンファー×ヒカキンのCMに関しては、あくまでCMコンテンツの企画として

ヒカキンを起用しCMからWEBまで統一感のある演出で行きましょう!

だが、ネスレの場合は純粋にWEB発信からのCM展開と⇒の方向が若干違うが

よい例だということがわかる。

これらのように、より話題性の高い動画が制作できれば動画をフックにニュースメディアやミドルメディアでの露出を狙い最終的にYahoo!の映像トピックスに掲載されるといったスキームが構築できればグッドだろう。

(おそらくその場合50万再生くらいはいけるのではないか?)

 

ただし、YouTuberを起用した動画制作に関してはNG事項やNGワードなど

はオリエン時で指定することが可能だが、あくまでYoutuberのオリジナル性を

重視するため、どのYouTuberを選定して動画を制作するなど

クオリティを担保するための作業は結構発生してくるだろうなと思われる。

一歩間違えると何百万もかけて再生回数、数百回だ。なんてことあり得る話だ。

 

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そんなYouTuberを束ねた団体MCNを運営するクリーク・アンド・リバー社に

お願いすれば、Youtuberのキャスティングからストーリーボードの制作、映像の

クオリティ管理など一挙にできるので、そちらにお問い合わせして動画制作を依頼してみるのもよいだろう。

(もちろん、このブログ経由でもOKなのだがw )

 

ということで、

企業のYouTuberを起用した動画制作は2013年は各社様子をうかがう年であって

2014年はナショナルクライアントではないけど、デジタル周りにリテラシーの高いクライアントの動画企画が増えてくるだろうと予測される。

 

ただ、アンファーのような事例はまだまだ稀のような気がする。

 

2■WEBプロモーションに動画コンテンツが増える

いままでリッチコンテンツといえば、

フラッシュなどを使った、コンテンツだったがここ最近、動画コンテンツを多投したWEB上でのスぺコンが増えてきている。

<例>

 はなまるうどん ススリンカップ2014

http://susurincup.hanamaruudon.com/

 

日産DAYZ 30日間クルマと暮らして、貴女、ホントに買いますか?

http://social.nissan.co.jp/CAMP/30DAYZ/movie.html

 

上記、2タイトルを上げてみたが 

「ススリンカップ」ではタレントを起用したエンタメ感のある映像でコンテンツの軸となり

一方の「日産DAYZ」では一般ユーザーを巻き込んだリアルな体験がうまく映像で表現されている。

このキャンペーンを通じて動画を活用し、さらにユーザーを巻き込んでいくことで、

モニターと視聴者とメーカーの間で積極的なコミュニケーションを作り出している

のではないかと。

 

参考までに「お雑煮美人」という動画を使ったWEBサイトがあるが

 頑張っているのはわかるが予算がなかったのか、少し突き抜けてない感じをうける。

 

2014年も引き続き、映像をコンテンツの軸に置いたスぺコンは多くみられるだろう。

 

3■動画広告(YouTube広告など)が盛んになる

 

イーマーケッターがユーチューブの広告収入を推計。2013年の広告収入は前年比51.4%増の56億ドル。

http://www.emarketer.com/Article/Advertisers-Spend-560-Billion-on-YouTube-2013-Worldwide/1010446

とあるように、米国では前年の倍で伸びている。この影響の波は日本でも少なからずうけるだろうと。

この記事でもまとめられているように、

動画広告元年と呼ばれた2013年 人気だった動画広告ベスト10

 

ナショナルクライアントや映画業界の出稿が2013年は目立っていたような気がする。

僕自身、映画関連で動画広告(30秒)を制作したりもした。

 

2014年はナショクラ、映画業界は引き続き、それに続き、音楽業界、ファッション業界でお金があるところは積極的に動画広告を活用していくのではないかと

考えらる。

僕自身も波において行かれないよう、動画広告の提案を差し込める際はいれて

いきたいと思う。

 

という感じで現時点で起りそうなことをまとめてみました。

今後も動画関連は気にしてみていきたいとおもいます。

 

PRパーソン必見?! PRやSNS投稿のネタ探しができるアプリ 「PRカレンダー」をベクトルが公開!

http://www.flickr.com/photos/50144889@N08/8183282893

photo by bobchin1941

あけましておめでとうございます。

今日から仕事初めのところが大半でしょうか!?

もう少し休んでいたい気もしなくはないですが、

( メールチェック⇒社員揃っての初詣⇒新年会⇒経費精算⇒今ここ)

張り切っていきましょう!

そんな中

株式会社PR TIMESが、マーケターや広報/PRパーソンがプロモーションやPRプランニング、またSNS投稿のアイディアや「ネタ」探しに活用できるアプリ「PRカレンダー」(iOSAndroid対応)の無料提供を開始したみたいです。

 

業界初、「無料提供開始」と”無料”って言っているところがなんだか有料化の予兆に過ぎないと感じるのは僕だけでしょうか。

そんなことは置いておいて

実際アプリを見てみると年中の時事ネタの確認だけでなく

各メディアごとのデータや雑誌であれば部数や連絡先とかも掲載されているから

事業会社で広報担当の方や代理店、PR会社などでプロモーションプランニングに係わる人なら役に立ちそう。(ネットメディアはURLのみ)

 僕の場合、

周年コラボイベントやプロモーションを異業種とできないか考えたいときにも役に立ってくれると大変助かる。 

恐いのは雑誌の場合、部数もざっくりだが掲載されているので売れている、売れてないがはっきりでてしまう。。。(汗)

 

気になる方は以下リンクからLPを見てみてくださいねー。

PRカレンダー

 

では、今週あと4日がんばりましょ!

H.I.Sが一気に7つもの企画を同時開催しちゃってます。ちょっと一気すぎやしないか?

海外旅行ならH.I.SでおなじみのH.I.Sさんが

 

~全力疾走キャンペーン~ あなたの夢の旅、叶えます!

と題して、自社サイトでキャンペーンを開催しています。

 

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<企画リスト>

「あなたの夢の旅、叶えます。」

「とっておきの写真を投稿しよう!」

「あなたが知っている絶景を投稿しよう!」

「世界の色を集めよう!」

「海外あるある☆ツイート大会」

「世界の絶景クイズ100選」

「ソーシャルキャンペーンのネタを募集!」

 

世界の絶景クイズや、旅先で撮影した絶景写真を投稿する企画、また、

自身の“夢の旅”を企画・投稿して、優秀者には実際にその“夢の旅”を

プレゼントする企画を実施。

最後にはナント!ユーザーからソーシャルキャンペーンのネタを募集しちゃう

企画もあります。(代理店だったら、絶対に提案しないでしょうねw)

 

まずは、旅行好きなユーザーに「自分ゴト化」させるための企画といっていい。

ただ、投稿系が多く旅行ユーザー向けに寄っている部分があるのでちょっとライト

ユーザーにはハードルが高いかなと思います。

(すでにH.I.Sを利用している層への再利用を促すのが目的ならいいのかな)

友達のフィードにでてもスルー、もしくは参加のハードルが高すぎて離脱してしまう。

もう少し、ライトユーザー向け施策を入れることで、シェア後の参加率向上につながるのではないか。

 更に、現在、挑戦していないのに、「挑戦済み」になっているなどFacebookの仕様にも苦労している模様。

 

試しに、Absoluteさんが開発したプラグインのアイコンを1クリックするだけで、

今表示しているサイトのURLがどれだけSNS上でシェアされているかがわかる

『SocialCounter』で調べてみると、

 

<TOPページのシェア率>

Twitter 60

Facebook 2

Hatena Bookmark 0

Google+ 1

Pocket0

Delicious0

Pinterest0

Linkedin0

という結果に。。。

やはり、どんなによいコンテンツを制作しても、それをプロモーションする

広告は大事ですね。

(おろそかになりがちだが、プランニングの段階で、しっかり予算配分しておくことが重要!)

 

PRTIMES以外でのPR露出、Facebookやネット広告への露出を期待しつつ

見守ろうとおもいます。

 

 

ブレイクスルー ひらめきはロジックから生まれるを読んでみた!

http://www.flickr.com/photos/20826826@N00/936394705

photo by Hash Milhan

 

普段そんなに、(まじまじ)と本を読むことがないんですが、

今回はお正月ということで、「ブレイクスルー ひらめきはロジックから生まれる」という本を読んでみました! 

この本は、博報堂ケトルの木村さんっていうかたと磯部さんという、

広告業界の最前線で活躍するふたりが、(二人は戦友らしいんですが)、

「普段自分たちはどうやっていつもブレイクスルーしているのだろうか?」ということを長年の現場で培った知見と経験をベースに「ブレイクスルーの思考」のロジックを“見える化”させ更に、アイデアの先まで説明・解説してくれている本です。

 

人間の思考には「街の思考」と「森の思考」が存在する!ということ。

本書の中ではロジックとアイデア、すなわち理性と感性、あるいは意識と無意識。

これらを、街の思考と街の思考と名付けて、その両方の行き来をすることが真の

ブレイクスルーには欠かせないと説いています。

 

街の思考となる論理的な頭で、できる限り課題を整理して、森に出かけて、無意識の中で理論を越えた発想を繰かえして、解決の突破口となるアイデアを見つける、それを再度、街に出かけて、論理的に解決できるか検証し説明できるようにする。

この両方を行き来をすることでブレイクスルーがうまれてくる。

ちなみに、

「街の思考」とは意識の世界。すでに、人間がゼロからイチに再構成されて、整理された状態。まさに、インターネットでつくられた情報やニュースで現在をみているような状態と定義していて「森の思考」とは、無意識の世界。であって、まだ情報化されてない無意識の状態と定義づけをしているところがおもしろいなと思いました。

これだけでも、僕はおなか一杯なんですが、さらに、本書では課題を解決するにあたって、3つのステップである「未来図」と「突破口」と「具体案」これらをうまく組み合わせればブレイクスルーが生まれると説明しています。

「突破口」、「具体案」、「未来図」、という三つのスパイラルはわかりやすいフレームでした。

現実の世界で僕らがシゴトしている中で、この考え方は非常に役立つなーと。

 

ブレイクスルーの過程を簡単にみていくと、

1:未来図を描く。

ここではより目に見えて共有できるものがいいらしいです。

2:突破口を発見する。

未来図を描くうえで障害となる壁を突破するアイデアをみつけだし

3:具体案を絞り出す。

さらにそれが未来図が実現できるか検証してく。

というこの3つのステップに分けて血が通ったときこそブレイクスルーがおきるらしいです。「まぁひごろ、いろいろなプランニングをしている人からするとまぁそうだろう。」という感じなのですが、それを根底からしっかり解説しているところは勉強になりました。

さらに、ここに前のページでも紹介した「街の思考」と「森の思考」がドンっと乗ってきて、各ステップにおいても、街の思考を一旦へたあと、森の思考で発想し、また街に戻って検証する。そんなプロセスがのぞましい。と本書では語っています。

まぁ単に、アイデアが生まれただけだと、ブレイクスルーじゃないんだぞっと、それがきちんと具体化され、課題解決にムすびついてはじめてブレイクスルーなんだなということを再認識させられましたー!

 

さらに、この本の良いところとして、しっかり、ブレイクスルーをおこすためのロジックの発想の仕方もきちんと押さえているというこで参考になりました。

この発想ロジックの一部を説明した本はありましたが、全てを網羅的に(しかも、わかりやすく簡潔に)説明した本はなかったのでこの点がこの本の新しいところだと思いました。

 

おまけ

<8つの思考ロジック>

■街の思考

・三段論法

・つみあげ

■森の思考

・連想「といえば」

・組み合わせ

・類比(アナロジー)

・仮説(アブダクション

・仮想「もしも」

・逆転「逆に」

 

最後に、チームでブレイクスルーするための方法や、ソニーリサイクルプロジェクトを例にあげ、この本の言いたいことを整理して読ませてもらえるところも

よかった。

論理的思考がそんなに発達してない自分にはいろいろ発見ができてよかった。

 

 

 

ブレイクスルー ひらめきはロジックから生まれる

ブレイクスルー ひらめきはロジックから生まれる